第29回なんでもおはなし会(リモート)開催しました！

2023年6月10日(土）１０：３０より、なんでもおはなし会をリモートで開催しました

今回は、妊娠糖尿病についてのお話でした。

妊娠糖尿病とは、妊娠前に糖尿病の診断を受けていない女性で、妊娠中に血糖値が高くなり、妊娠して初めて血糖値が高い状態が発見された場合に診断される病気です。

また、血糖管理の基準が本人の健康と共に胎児の状態にも配慮する必要があるため、糖尿病よりも厳しい基準が設定されています。

なぜ妊娠中は血糖値が上がりやすいのでしょうか？

通常食べ物は消化・吸収されブドウ糖となり血液中に入り、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンより全身の細胞に取り込まれエネルギーに変えられますが、妊娠すると胎盤からインスリンの働きを抑えるようなホルモンが分泌されるため、インスリンが効きにくい状態（インスリン抵抗性）が強まり、血糖値が上昇しやすくなります。

通常の妊婦さんの場合、すい臓からインスリンを多く分泌して血糖値を上げないように調節できますが、もともとインスリン分泌が少ない方や、インスリン抵抗性が強い方の場合は血糖が上昇してしまうのです。

妊娠糖尿病になりやすいのは、肥満の人・家族に糖尿病がいる人・巨大児の出産経験がある人・血圧が高い人など。

ですが、妊娠糖尿病は比較的血糖コントロールを行いやすいため、栄養指導が入るだけで終わる方もいます。

あくまでも妊娠性のものなので、出産後に改善することが多いそうです。

とはいえ、糖尿病自体は妊娠・出産に関わらず注意したい病気ですので、出来るだけ血糖値は気にかけておくことをおすすめしています。

糖を含むものを一切食べていけない！ということではなく、食事の際、先に野菜を食べて最後にお米を食べる（ベジファースト）というように、食べる順番を意識したり、最近話題のオートミールなどをとりいれるのもおすすめです。

当店でおすすめのバイオリンクを食事前に食べてもらうことで、食後の血糖値の上昇を穏やかにすることもできますので、是非一度お試しください！

この会でも良く話題に上がっているバイオリンクですが、粒とエキス以外に顆粒タイプがあるのをご存知でしょうか？