~泗水調剤のつぶやき~
皆さんこんにちは。
西本真生堂薬局泗水店の薬剤師、本郷です。
遅めの梅雨入りを機に一気に蒸し暑くなってきましたね。
仕事帰りにふと空を見上げたら、とてもきれいだったので撮ってみました
今年の夏はどれくらい熱くなるんでしょうか・・・
昨年体調管理に見事に失敗した私としては、不安です・・(詳しくは、2018.8.8夏の健康管理~その①~をご覧ください。(´;ω;`))
今年の夏こそは、暑さに負けないためにも、早めの対策を始めましょう!(私も!)
さて今回は、”水分補給”についてお話します。
皆さんの熱中症対策に少しでも参考になれば幸いです。
注意:心臓や腎臓の病気で水分や塩分接種を制限されている方は主治医に必ず相談してください!
一般的に健康な人間の身体は、食事などで取り入れる水分量と、汗や尿で出ていく水分量は大体同じで、1日の水分摂取量は約2リットルといわれています。しかし、特に以下の方々は体内の水分量や水分の排泄量が異なるため、水分をこまめにとるよう心掛けましょう。
☆ 小さなお子様 ⇒ 体内の水分量が成人と比べて多く、代謝が活発なため、水分の排泄量も(成人より)多い。(脱水症状に気づきにくい傾向にあるため、周りの方の見守りが必要です)
☆ ご高齢の方 ⇒ 体内水分量が少なくなり、代謝も落ちてきているため、水分の排泄量も少なくなる。(脱水症状に気づきにくい傾向にあるため、周りの方の見守りが必要です)
☆ 利尿作用のあるお薬等のんでいる方
熊本は熱帯夜が多く寝ている間にも思った以上に汗をかいているため、朝起きてすぐの水分補給をおススメします。
また普段、患者さんから「水分補給には何を飲めば良いの?」とよく質問されます。
私個人としては、常温の水か緑茶にしています。冷蔵庫や氷で冷やしたものはおなかを冷やし、身体を冷やしますので控えています。
ただし、塩分と糖分のバランスは気を付けておくべきです。
経口補水液は水分が吸収しやすい様に電解質が入っているので、熱中症、脱水対策にとても便利ですし、常備しておかれることをお勧めしますが、飲みすぎにも注意しなければなりません。
☆ 経口補水液 ⇒ スポーツや、お庭の草むしり等野外活動などで頻繁に汗をかくとき、嘔吐・下痢・発熱時に特に必要です。
☆ ジュースや清涼飲料水 ⇒ 飲みすぎると糖分のとりすぎで血液が余計に濃くなり脱水しやすい。食欲があるなら、塩分は食事から採り、水分は水かお茶程度で充分だと思います。
今回お伝えしたことが皆さんの健康的な生活に少しでも参考になれば幸いです
令和となって最初の夏、私は浴衣を着てお祭りとか行きたいです・・・(笑)