夏の健康管理~その②~

こんにちは。泗水調剤店の本郷です。

前回はこの夏に体験した体調不良のお話しでした。

少し余談ですが、昨日家に帰ると・・・

夏バテだった時の自分のようだ、とつい撮ってしまいました

最近、薬局にいらっしゃる方にも少し変化が見られます。

「暑いからか、とてもきつい・・」

「体がだるい・・・」

などの声をいつもより多く、聞くようになりました。

今年のこの異常な暑さでは仕方ないと思いますが、

夏の疲れは長引かせるとつらいので、食事、睡眠は意識的にしっかりとりましょう。

そして自分は大丈夫だからと頑張りすぎると、気づかなかった夏の疲れが秋にどっとやってきます。

休む時はしっかり休んで気分転換しながら、長くなりそうな暑い季節を楽しく過ごしましょう 

それでは本題です。

冷え」について自分なりに考えてみました 

最近では「冷え身体に良くない」というのはよく知られています。

少なくとも私は「身体の冷え」が原因で、さまざまな体調不良を引き起こすのではないかと感じています。

身体の冷え」とは何か、一言で言えるものではありませんが、

血液の循環が悪いと身体は冷える」ということを、今回身をもって感じたところです。

大まかにいえば、血液は必要な物を運んだり、不要なものを回収したりしてくれる働きがあります。

例えば肺では、酸素と二酸化炭素の交換(外呼吸)をしたり、

全身の細胞では栄養と老廃物等の交換(内呼吸)を行ったりしてくれています。

血液を通して細胞や臓器、筋肉に栄養や酸素が届くと、それらを材料にしてエネルギーが作られ、

体温の上昇や、体内で起こる様々な化学反応を活性化してくれます。

血液が全身にくまなく流れてくれるからこそ、知らないうちにたまった疲れや老廃物を運び出し、

また新鮮な酸素や栄養を体のすみずみまで届けてくれて、私たちの体を元気にしてくれているのですね。

それを粛々と続けてくれている血液に、改めてありがとうと言いたいです 

これらのことからも、

血液の循環を改善する」ことが、冷えや疲れの対処につながると私は考えます。

毎日暑くて外に出れば顔が赤くなって汗が流れてくるのに、血液の循環が悪くなって身体が冷えているなんて、

矛盾しているような気がしますね。

しかしこんな素晴らしい働きをしてくれている血液の循環を、自らの手で悪くする訳にはいきません。

そこで次回は、「冷え」に対して気軽にできることを、経験則に基づいてご紹介したいと思います。